情報サービス大手のDTSが急騰、前日比570円高となる4665円を付けた。1日引け後、25年3月期決算と26年3月期の業績予想に加え、新たな自社株の購入枠設定と消却方針、さらに中期経営計画を発表し、買い人気を集めた。
25年3月期の連結営業利益は144億8900万円(前期比15.8%増)だった。業務&ソリューションセグメントが好調に推移した。26年3月期の営業利益は155億円(前期比7.0%増)を見込む。
自社株買いは、75万株・25億円を上限に、7月末までに行う。取得した全株式は、8月13日に消却する。配当予想は、中間60円、期末80円の計140円とし、前期から13円の増配を計画している。
また同社は、28年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定。28年3月期の経営目標として、連結売上高1600億円(26年3月期見込みは1350億円)、営業利益187億円(同155億円)、配当性向50%以上を掲げた。
2日の終値は、前日比470円高の4565円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社