パナソニックホールディングスは20日、YKK AP(東京都千代田区)と、YKK APが入居する谷町YFビル(大阪府大阪市)において、同社が開発中のガラス型ペロブスカイト太陽電池を用いた内窓による建材一体型太陽光発電(BIPV)の実装検証を開始したと発表した。
同社によると、今回の実装検証で使用する開発中のガラス型ペロブスカイト太陽電池は、独自の材料技術やインクジェット塗布製法、レーザー加工技術を組み合わせることによる、サイズや透過性、描画の自由度の高さが特長という。今回は、窓の大きさに合わせた対応が可能なガラス型ペロブスカイト太陽電池による内窓への据え付け方法の検討、施工性の確認(発電性能の検証・系統連系は行いません)のほか、4種類の異なるデザインのガラス型ペロブスカイト太陽電池による透過性や意匠性、視認性の確認を行うという。
20日の終値は、前日比55円高の1755円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社