富士フイルムホールディングスグループの富士フイルムは20日、超音波内視鏡検査時にすい充実性病変が疑われる領域をリアルタイムに検出し、すい臓がんの早期発見をサポートする超音波内視鏡診断支援ソフトウエアを開発したと発表した。
同社によると今回開発したソフトウエアは、AI技術を活用して開発された、超音波内視鏡診断を支援する医療機器として、日本で初めて承認された。それにより、内視鏡診断支援機能「CAD EYE」による病変検出の対象領域が従来の下部消化管・上部消化管からすい臓まで広がるとしている。同ソフトウエアの発売は25年内を目指すという。
20日の終値は、前日比40円安の3188円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社