システム・ロケーション(シスロケ)が急騰、前日比354円高の1974円を付け、年初来高値を更新した。20日大引け後、26年3月期の第2四半期累計(4−9月)業績予想について上方修正を発表し好感された。
第2四半期累計の連結業績予想に関して、売上高を従来の8億4000万円から8億6200万円(同2.1%増)に、営業利益を2億4000万円から3億2000万円(前年同期比17.2%増)に引き上げた。同社は自動車資産評価システムや新車販売会社向け販売支援システムなどの開発、販売を手掛ける。第2四半期累計期間には商品の機能拡充や料金体系の柔軟性向上で収益が拡大した上、新商品の販売も伸びている。
一方、通期業績予想は売上高17億円(前期比2.0%増)、営業利益5億1000万円(前期比4.9%減)を据え置いた。売上動向の不確実性や先行投資の負担に加えて、韓国子会社の業績見通しを保守的にみている。
21日の終値は、前日比115円高の1735円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社