Lib Work(リブワーク)が22日、自然素材と3Dプリンター技術を融合させた新たな住宅「Lib Earth House model B」を完成させたと発表した。また、同住宅は、デジタル設計データをNFT(非代替性トークン)として発行することで、設計・所有の透明性と持たせるとともに、暗号資産(ビットコイン)による決済を可能にすることで国内外においてグローバルな販売・取引が可能になるとした。
同社では、深刻な人手不足と資材高騰が続くなか、3Dプリンター住宅は「人手・時間・コスト」を劇的に削減できる新技術として、世界中で注目を集めているとした。そのようななか、建築物そのものや設計データの「真正性」「所有履歴」「知財管理」の権利保護やライセンス管理において、設計データをNFT化することでライセンスの無断使用を防止し、知財価値を守るほか、住宅1棟ごとの「ID・履歴・所有情報」をブロックチェーンで管理し、トレーサビリティを確保、「この家は世界に1つしかない」という資産価値・ブランド価値の向上などを可能にするとしている。
22日の終値は、前週末比61円高の746円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社