三菱重工業は22日、ヤマハ発と、200キログラムを搭載可能な中型マルチコプター型無人機(中型無人機)の開発に向けた共同研究で、飛行試験を実施したと発表した。
同社では、これまでの航空機開発・製造で培った技術を基に、ハイブリッドタイプ中型無人機の設計・製造、試験に取り組む。ヤマハ発は、二輪車事業や四輪車向けエンジン事業で培った小型でハイパワーなエンジン技術と、最新の電動モーター技術を組み合わせ、小型軽量発電ユニットの研究開発を行っている。4月中旬に同社の研究施設内で行った飛行試験では、中型無人機に、ヤマハ発が研究開発中の発電ユニットを搭載し、初浮上に成功したという。
22日終値は、前日比44.5円高の3044円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社