抗体医薬品最大手の中外製薬が、前週末比704円安の7946円と3日続落。きょう23日寄り前、ロシュ(スイス)が開発中の抗潜在型ミオスタチンスイーピング抗体emugrobart(GYM329)について、脊髄性筋萎縮症(SMA)と顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)を対象とした臨床開発を中止することを発表し、売り材料視された。
同社は、試験参加者全体にわたって筋肉量増加と、探索的な有効性として評価した運動機能の改善について、一貫性や堅牢性が認められず、SMAとFSHDが第3相試験へ進むための十分な確証を得られなかったことを明らかにした。また、今回の適応症における開発中止は、安全性への懸念に起因するものではないとしたほか、肥満症を対象としたemugrobartの臨床試験を継続する科学的根拠は引き続き支持されていることから、肥満症を対象とした第2相試験は予定通り継続するとした。
23日の終値は、前週末比703円安の7947円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
