三菱製鋼は24日、同社のインド持分法適用会社Stumpp Schuele&Somappa Auto Suspension Systems(5S社)のチェンナイ工場に、乗用車用スタビライザの新製造ラインを増設すると発表した。
同社ではインド自動車市場の拡大による需要の高まりを受け、25年1月に巻ばね製造ラインの新工場を増設。さらに足元でスタビライザの受注が増加していることを踏まえ、新工場に新たにスタビライザラインの増設を決定した。現在チェンナイ工場およびソナ工場のスタビライザラインがフルキャパシティーに近い操業となっているが、今回の投資により5S社全体の製造能力は約2倍に拡大し、顧客の旺盛な需要に応えることが可能になるとしている。
24日の終値は、前日比25円高の1695円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社