清水建設が反発、63円高の1476.5円を付けた。25日午後1時、25年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、買い人気を集めた。
25年3月期の業績予想で、売上高を1兆8600億円から1兆9443億円(前期比3.1%減)に引き上げ、営業損益は560億円の黒字から710億円の黒字(前期は246億8500万円の赤字)に拡大する。売上高は、国内建築および国内土木工事の施工が順調に進ちょくし工事採算が改善、完成工事総利益が増加する見込みとなった。期末配当予想は、従来の17.5円から20.5円(前期実績6.5円)に増額。第2四半期末の17.5円(同13.5円)を合わせた年間配当は38円(同20円)となる見込み。
25日の終値は、前日比58.5円高の1472円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社