タナベコンは26日、ピースマインド(東京都中央区)の株式の過半数を取得する、資本・業務提携を行なうことを決議したと発表した。
ピースマインドは、EAP(従業員支援プログラム)サービスや、ストレスチェック、研修・トレーニングプログラムなどを手がけている。資本提携では、ピースマインドの普通株を既存株主からの株式譲受および同社に対する第三者割当有償増資の引き受けにより取得。ピースマインドの発行済株式総数に対する同社の所有割合は54.9%となる見込み、業務提携では、社会と経営の課題である人材/人的資本領域において、人材戦略、人材育成、人事システム、DE&I組織開発、健康経営、職場環境、社員個々人の課題解決に対して、多面的、総合的なアプローチが実現でき、組織のパフォーマンス向上を実現する価値提供が可能としている。
午後1時5分には、今回の子会社化を織り込み26年3月期の連結業績予想を修正。売上高を従来の155億円から160億円(前期比10.0%増)に引き上げた。利益面については従来の予想を据え置いている。
26日の終値は、前週末比6円高の713円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社