三菱商事は26日、22日付で東南アジア最大手のマネージドケア事業者であるシンガポールのFullerton Health(Fullerton)に出資参画したと発表した。
Fullertonは、医療機関との広範かつ強固なネットワークや、高品質なサービスの提供に加え、クリニック・健診事業等も手がけていることを強みとし、東南アジアを中心とする9カ国で事業を展開。三菱商は、国内外で培ってきたヘルスケア領域における事業知見、海外ネットワークやDX推進を含めた総合力と、Fullertonの持つヘルスケアエコシステムおよび医療データを掛け合わせ、東南アジアにおける医療の質向上と医療費適正化の実現を目指す。
マネージドケア事業とは、保険関連事業者と医療機関で連携し、医療費の適正化と、質の高い医療サービスを提供する仕組み。
26日の終値は、前日比27円安の3263円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社