東京メトロは26日、NECおよび日本電気通信システム(NEC通信システム、東京都港区)と共同で、AI(人工知能)と画像解析技術を活用し、レールの画像から腐食の位置やサイズを検知するシステムを開発し、同社の千代田線において8月から本格導入を開始したと発表した。
今回、共同開発したシステムは、NEC通信システムのプラットホーム「映像点検監視基盤」をベースにしている。営業列車に搭載された線路設備モニタリング装置で撮影したレールの画像を同システムに取り込み、AIと画像解析技術を活用して分析することで、線路における腐食を自動的に検知することができるという。
26日の終値は、前日比1.5円高の1754円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社