TOPPANホールディングスは27日、グループのTOPPANとトレジャーデータ(東京都港区)が、トレジャーデータのCDPとTOPPANが持つDM(ダイレクトメール)・サンプリング・コンタクトセンターなどの各種サービスを自動連携し、デジタルとリアルメディアのハイブリッドで即時性のあるCX(顧客体験)向上を実現するサービスを共同開発したと発表した。
今回開発したサービスは、TOPPANが持つDM、サンプリング、物流システム、コンタクトセンターなどのサービスをセキュアな環境下で自動連携することで、パーソナライズされた各種リアルメディア施策を安全に即時性高く実施する。それにより、Web閲覧などの顧客のオンライン行動データとひもづく最適なタイミングでのDM送付などの実施が可能という。また、デジタル・リアル双方のメディアにおいて、施策の実施から、結果データの連携、改善まで一貫した自動化が可能なため、企業の顧客データに紐づいたデジタル・リアル施策の統合的な管理を実現するとしている。
CDPとは、あらゆる顧客接点のデータを統合するカスタマーデータプラットフォーム。
27日の終値は、前日比335円高の4914円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社