NTNは28日、産業用ロボットや工作機械、半導体製造装置などに幅広く使用されているサーボモーター用の軸受「サーボモーター用低発塵軸受」の量産を開始したと発表した。
サーボモーターは、回転検出器(センサーやエンコーダー)とブレーキを搭載し、回転速度や角度を高精度に制御できるため、産業用ロボットや工作機械など精密な動作が求められる産業機械に使用されている。同社によると開発した「サーボモーター用低発塵軸受」は、成分や配合を見直すことで発塵の発生を大幅に抑制することに成功した新開発の低発塵グリースと、密封性を向上させた新設計のシールを採用することで、軸受からの発塵量を従来品比で約90%低減したとしている。
28日の終値は、前週末比6.8円高の255.7円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社