カンロが反発、120円高の1750円を付けた。29日午後1時30分、25年12月期第2四半期(1−6月)の単体決算を発表。増収増益で着地し好感された。
第2四半期累計決算は、売上高が167億2500万円、営業利益は26億6400万円(同13.7%増)だった。飴・グミともに売上高が伸長。利益面では、松本工場グミ棟拡張に伴う償却負担増や賃金引き上げに伴う労務費など固定費の増加を、増収により吸収した。
25年12月期の業績予想は、売上高341億円(前期比7.3%増)、営業利益44億円(同2.7%増)を据え置き。同社では、5月1日付で米国子会社Kanro Americaを設立したことに伴い、25年12月期から連結決算に移行するとした。通期の連結業績予想については現在精査中としている。
29日の終値は、前日比96円高の1726円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社