大阪大学発再生医療ベンチャーのクオリプスが急騰し、5日ぶりに反発。一時、前日比980円高となる7740円を付けた。28日引け後、米国展開に向けて開発中の改良版iPS細胞由来心筋細胞シートについて、FDA(米食品医薬品局)との治験許可申請前相談会議が終了したことを発表し、買い材料視された。
今回の会議では、同製品の米国開発計画方針でおおむね合意を得ることができた。今後はFDAの助言を踏まえ一部計画を微修正を行い、米国での治験許可申請(IND申請)に向けた準備を進める。
29日の終値は、前日比820円高の7580円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社