コーエーテクモホールディングスが3日続落、112円安の1930.5円を付けた。28日引け後、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算を発表。大幅な減収減益となり嫌気された。
第1四半期決算は、売上高が148億円(前年同期比15.9%減)、経常利益が87億6900万円(同53.1%減)だった。パッケージゲームでは1タイトルを発売し、スマートフォンでは同社がIPを許諾した2タイトルが運営を開始した。一方、リピート販売と既存の運営タイトルが中心で、新規タイトルの寄与が限定的であったことや、積極的な採用、ベースアップなど成長投資の拡大に伴い人件費が増加したことなどが響いた。
第2四半期累計(25年4−9月)の業績予想は、売上高300億円(前年同期比14.8%減)、経常利益80億円(同61.9%減)を据え置いている。
29日の終値は、前日比41円安の2001.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社