CIJが反発、14円高の490円を付けた。29日午後2時、25年6月期の連結利益予想の上方修正と、期末配当予想の引き上げを発表、材料視された。
25年6月期業績予想で、売上高は270億円から268億9900万円(前期比4.5%増)に引き下げたものの、営業利益を20億5000万円から21億7000万円(同10.5%増)に増額した。給与水準の引き上げや社員の待遇改善などによる人的投資が増加したものの、売上高の増収や一部連結子会社の収益良化などが寄与する。期末配当予想は、従来の7円から8円(前期実績11円)に引き上げ、第2四半期末の7円(前期は期末一括配当のみのためなし)と合わせた年間配当は15円(前期実績11円)となる見込み。
同時に、8月28日付で自己株200万株(消却前発行済み株式数の2.99%)を消却することを明らかにしている。
29日の終値は、前日比7円高の483円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社