オフィス家具大手の内田洋行が急騰し、連日で上場来高値を更新。高いところでは、前日比1740円高となる1万2620円を付けた。2日引け後、25年7月期決算と26年7月期業績予想を発表し、買い人気を集めた。
25年7月期の連結営業利益は121億7400万円(前期比30.3%増)だった。国内における顧客の「人」と「データ」への投資拡大を受け、公共市場、民間市場ともに好調に推移した。また、220円としていた期末一括配当を300円(前期実績220円)に引き上げた。
26年7月期の営業利益予想は154億円(前期比26.5%増)とした。自治体システムの標準化とGIGAスクール更新需要への対応により、堅調な業績を見込む。期末一括配当予想は前期と同額の300円とした。
また同社は、政策保有株式の縮減状況も発表。25年7月期末の政策保有株式の対連結純資産比率は、前期末比3.4ポイント減の19.5%となった。
3日の終値は、前日比1420円高の1万2300円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社