大倉工業が急伸、250円高の4245円を付け連日で年初来高値を更新した。30日午後零時30分、25年12月期第1四半期(1−3月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。
第1四半期決算は、売上高が216億8600万円(前年同期比11.2%増)、営業利益が16億7800万円(同39.9%増)だった。新規材料事業において大型液晶パネル向け光学フィルムの受注が増加。利益面では、生産性の向上などによるコスト削減に加え、新規材料事業において昨年稼働を開始した新工場の操業が安定してきたことなども寄与した。
25年12月期の業績予想は、売上高850億円(前期比4.7%増)、営業利益53億円(同16.1%増)を据え置いている。
30日の終値は、前営業日比135円高の4130円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社