村田製が急落、120円安の2105円を付けた。30日午後2時、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算(IFRS)を発表。減収減益となり嫌気された。
第1四半期決算は、売上収益が4161億5400万円(前年同期比1.3%減)、営業利益が616億2100万円(同7.2%減)だった。売上収益は、コンデンサがサーバー向けで増加したものの、高周波モジュールや樹脂多層基板がスマートフォン向けで減少した。利益面では、売上収益の伸び悩みに加え円高の影響も受けた。
第2四半期累計(25年4−9月)の業績予想は、売上収益8300億円(前年同期比6.1%減)、営業利益1170億円(同26.0%減)を据え置いている。
30日の終値は、前日比68.5円安の2156.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社