自動車ランプ大手のスタンレー電気が急反発。高いところでは、前日比127円高となる3162円を付けた。31日引け後、26年3月期業績と配当予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
通期の連結営業利益予想を412億円から450億円(前期比8.2%減)に引き上げた。為替の円安に加え、米国の関税率引き上げ影響が緩和する見込みとなった。第2四半期累計(25年4−9月)の営業利益は184億6200万円(前年同期比3.8%減)だった。
また同社は、配当予想の引き上げも発表。中間を従来の46円から49円(前期実績32円)に、期末を46円から51円(同40円)に、それぞれ引き上げ。年間配当は100円(同72円)を予定している。
4日の終値は、前週末比127円高の3162円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社