川崎重工業は4日、慶應義塾大学病院において、同社が開発した屋内配送用サービスロボット「FORRO(フォーロ)」を用いた病院内での自動配送サービスの運用が4月1日から開始された発表した。
同社では2月から、これまで医療従事者が行っていた医薬品や検体などの院内配送業務に、2台の「FORRO」を使用してサービス検証を進めてきた。約2カ月にわたるサービス検証の中で、「FORRO」が2棟にまたがる院内の広域なエリア内を、製造メーカの異なる複数のエレベータやセキュリティドアと連動しながら、自律走行で医薬品や検体などを配送できることを確認。それにより、医療従事者の負担軽減および業務効率化における有用性を評価し、病院内での運用を開始したという。
4日の終値は、前日比5円高の1万830円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社