日本電気硝子が4日続伸、283円高の5483円を付け、連日で年初来高値を更新した。前週末10月31日引け後、25年12月期の連結利益予想を上方修正し、好感された。
25年12月期業績予想で、売上高は3100億円(前期比3.6%増)を据え置いたが、営業利益を270億円から320億円(同5.2倍)に引き上げた。第3四半期(7−9月)において、ディスプレー事業で堅調な販売が継続。生産性の改善が大きく進んだことなどから営業利益が上振れた。また、第4四半期(10−12月)はディスプレー事業の安定した需要や電子デバイス事業の堅調な販売を想定している。
25年12月期第3四半期累計(1−9月)の決算は、売上高が2320億9400万円(前年同期比2.0%増)、営業利益が243億1700万円(同5.3倍)だった。
4日の終値は、前週末比152円高の5352円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社