応力計測機器メーカーの共和電業が一時、640円(前日比78円高)まで買われ、年初来高値を更新。14年8月以来、11年ぶりに600円台を回復した。4日引け後、25年12月期第2四半期累計(25年1−6月)決算に加え、株主優待制度の導入を発表し、買い人気を集めた。
第2四半期累計の連結営業利益は7億4700万円(前年同期比6.5%増)だった。環境・防災関連での販売増や、防衛関連の大口案件獲得が寄与した。通期予想は営業利益14億円(前期比3.2%増)を据え置いた。
また同社は、株主優待制度の導入も発表。初回は、25年12月末日の株主名簿に記載された保有数200株以上の株主を対象に、株数に応じてQUOカードを贈呈する。2回目以降は、毎年12月末日に200株・1年以上保有する株主が優待の対象となる。
5日の終値は、前日比69円高の631円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社