JIG−SAWが急反発、前日比530円高の4000円を付けた。4日大引け後、25年12月期の第3四半期累計(1−9月)決算を発表した。
第3四半期累計の連結売上高は26億7200万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は3億9700万円(同10.6%減)で増収ながら減益だった。ただ、第1四半期(1−3月)の営業利益は1億4600万円(同33.8%減)、第2四半期累計(1−6月)の営業利益は2億7400万円(同28.8%減)で、収益性が着実に改善していることが好感された。
同社はインターネットシステムの自動マネジメントサービスを手掛ける。データコントロールや、グローバルIoT(モノのインターネット)、生成AI(人工知能)に関連した各種事業は順調に拡大中。しかし、将来の成長を見据えて積極的な先行投資を実施しており、今期は第1四半期において東京本社の移転・統合に伴うコストが発生した。
通期業績予想は非開示だが、来期以降には成長が継続する期待は大きい。
5日の終値は、前日比40円高の3510円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社