カカクコムが急騰、３７９．５円高の２９７７．５円を付け６月１８日の年初来高値２７６０円を大きく更新した。６日午前１１時４０分、２６年３月期第１四半期（２５年４−６月）の連結決算（ＩＦＲＳ）を発表。増収増益で着地し好感された。
第１四半期決算は、売上収益が２１９億５８００万円（前年同期比２４．０％増）、営業利益が７３億１８００万円（同４．９％増）だった。売上収益は、価格．ｃｏｍ事業および食べログ事業が堅調に推移したことに加え、求人ボックス事業における営業体制強化により売上成長が加速した。利益面では、求人ボックス事業を中心とした成長投資で費用が増加したものの、各事業における増収に伴う利益の押し上げが上回った。
第２四半期累計（２５年４−９月）の業績予想は、売上収益４３１億円（前年同期比１８．５％増）、営業利益１３４億円（同４．５％減）を据え置き。第１四半期決算の第２四半期累計の業績予想に対する進ちょく率は、売上収益で５０．９％、営業利益で５４．６％となっている。
６日の終値は、前日比３１４．５円高の２９１２．５円。
［ 株式新聞ダイジェスト ］ 提供：ウエルスアドバイザー社
