三井E&Sが急騰、510円高の3645円を付け7月31日の年初来高値3275円を大きく更新した。6日午後2時30分、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算を発表。大幅な営業増益で着地し買い人気を集めた。
第1四半期決算は、売上高が811億5100万円(前年同期比15.8%増)、営業利益が88億9600万円(同2.1倍)だった。売上高は、舶用推進システム事業で二元燃料エンジンの引き渡し台数が増加したことや、物流システム事業で大型工事が順調に進ちょくしたことなどで拡大。利益面では、売上総利益の増加に加え、舶用推進システム事業および物流システム事業の損益が改善したことも寄与した。
26年3月期業績予想は、売上高3400億円(前期比7.9%増)、営業利益240億円(同3.8%増)を据え置いている。
6日の終値は、前日比370円高の3505円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社