富士フイルムホールディングスが続伸、147円高の3270円を付けた。6日午後2時、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算(米国会計基準)を発表。大幅な営業増益で着地し好感された。
第1四半期決算は、売上高が7494億8200万円(前期比0.1%増)、営業利益は752億9100万円(同21.1%増)だった。売上高は、円高の影響を受けたものの、バイオ、CDMO、半導体材料、イメージングなどで売上が拡大。利益面では、販管費のコントロール策が奏功した。
26年3月期の業績予想は、売上高3兆2800億円(前期比2.6%増)、営業利益3310億円(同0.3%増)を据え置いている。想定レートは1ドル=145円、1ユーロ=157円としている。
6日の終値は、前日比120円高の3243円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社