ソニーグループが上げ転換、280円高の3987円を付けた。7日正午、26年3月期の連結利益予想を上方修正し、好感された。
26年3月期の業績予想で、売上高は11兆7000億円(前期比2.8%減)を据え置いたが、営業利益を1兆2800億円から1兆3300億円(同4.2%増)に引き上げた。米国追加関税の営業利益への影響は、前回見通しから300億円減の700億円程度と試算。ただ米追加関税をめぐる状況はいまだに流動的なため、引き続き状況を注視しながら、影響を最小限にするようマネージしていくという。
26年3月期第1四半期(25年4−6月)決算は、売上高が2兆6216億1500万円(前年同期比2.2%増)、営業利益が3399億5500万円(同36.5%増)だった。
7日の終値は、前日比153円高の3860円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社