三菱重工業は7日、北海道電力から北海電の苫東厚真発電所向け二酸化炭素回収設備の基本設計(FEED:Front End Engineering Design)を受注したと発表した。
同社によると同設備は、発電所ボイラーでの燃焼による排ガスから1日当たり5200トンの二酸化炭素を回収するもの。今回のFEEDでは、将来の設備導入に向け、同社の二酸化炭素回収技術を基に主要装置や仕様などの検討を進める。設備が完成すれば、国内最大規模の二酸化炭素回収量となる見込みとしている。
7日の終値は、前週末比13円高の3408円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社