明和産業が急伸、48円高の766円を付け、3月19日の年初来高値744円を大きく更新した。31日午後1時30分、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し買い人気を集めた。
第1四半期決算は、売上高が388億2800万円(前年同期比2.3%減)にとどまったが、営業利益は14億4100万円(同84.7%増)に拡大した。売上高は、第一事業、電池・自動車事業が好調に推移したものの、第二事業、第三事業が低調だった。利益面では、利益率の高い商材の売上が好調に推移したことが寄与した。
26年3月期業績予想は、売上高1600億円(前期比2.1%増)、営業利益32億円(同10.3%減)を据え置いている。
31日の終値は、前日比42円高の760円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社