電通総研が急伸、470円高の6840円を付けた。30日引け後、25年12月期の連結経常利益予想を引き上げ、好感された。
25年12月期業績予想で、売上高は1700億円から1680億円(前期比10.1%増)に引き下げたが、経常利益を230億円から235億円(同11.4%増)に増額した。売上高は、金融ソリューションおよびビジネスソリューションセグメントにおいて、大型案件の受注獲得が期初想定以上に進んだものの、第2四半期累計(1−6月)の業績が想定を下回った。経常利益は、下期の売上拡大・生産性向上などを織り込んだ。
31日の終値は、前日比260円高の6630円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社