第一工業製薬は8日、東京科学大学と、酵素合成によって得られる短鎖セルロース「セロオリゴ糖」が、三次元細胞培養に有効であることが判明したと発表した。
同社によれば、三次元細胞培養は、生体に近い細胞環境や細胞活性を再現できることから、再生医療、がん研究、創薬スクリーニングなどの分野で注目されている。「セロオリゴ糖」は従来のセルロース材料と異なり、水中で分散しやすく、低粘性でハンドリング性に優れるユニークな素材。今後、医療や創薬分野を中心に用途開発を進めるとともに、サンプル提供を促進するとしている。
三次元細胞培養とは、細胞のスフェロイド(細胞凝集塊)を形成させることで、より生体に近い三次元的な環境で細胞を培養する方法。
8日の終値は、前日比260円安の8560円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社