三井ESは8日、川重と共同で、液化アンモニアを舶用燃料として使用可能なLPG/アンモニア運搬船の基本設計承認を、一般財団法人日本海事協会(ClassNK、東京都千代田区)から取得したと発表した。
アンモニア燃料はIMO(国際海事機関)による船舶からの各種排出ガス規制強化が進む中、燃焼時に二酸化炭素を排出しないクリーンな次世代燃料として注目されている。同社では、アンモニア焚き二元燃料エンジンおよびアンモニア燃料供給装置のサプライヤーとしてリスクアセスメントに参画し、その安全性の評価や必要な対策を検討した。それらに基づき、同船の設計に対する安全性が日本海事協会の基準に適合していると認められ今回の承認取得につながったという。
8日の終値は、前週末比15円高の4230円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社