日本甜菜製糖が反発、55円高の2492円を付け、3月18日の年初来高値2473円を更新した。8日午後2時、自己株取得枠を設定したと発表、材料視された。
自己株取得枠は、上限50万株(自己株を除く発行済み株式数の4.02%)・10億円。取得期間は8月12日から26年3月24日まで。資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策遂行を可能にするため、自己株の取得を決めた。
同時に発表した26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算は、売上高が171億6800万円(前年同期比15.1%増)だったが、営業損益は8900万円の赤字(前年同期は2億9000万円の黒字)に転落した。
8日の終値は、前日比9円高の2446円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社