SCREENホールディングス(スクリン)は9日、東京ガスと、低コストグリーン水素製造に向けた水電解用触媒層付き電解質膜(水電解用CCM)「PEXEM(ペクセム)」の量産受注体制を確立したと発表した。
同社では25年2月、彦根事業所(滋賀県彦根市)に水素関連事業の部材製造スペース等を備えた新棟を竣工。同所に水電解用CCMの量産設備の導入を進めてきた。今回の量産受注体制の確立で、国内外からの需要に応じて、最大電極面積5000平方センチメートルの大面積水電解用CCMを国内最大規模となる年産2GW相当の生産能力で安定的に供給することが可能になるという。
9日の終値は、前日比90円高の1万3765円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社