業務アプリ構築クラウドや中小企業向けグループウエアを手掛けるサイボウズ(CYBOZU)が急騰、上場来高値を約4年ぶりに更新、前日比390円高となる3860円を付けた。25日引け後、25年12月期業績予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
同社は通期の連結営業利益予想を84億3700万円から90億5100万円(前期比85.0%増)に引き上げた。クラウド関連事業が好調に推移し、収益が想定を上回る方向となった。
また、プロバスケットボールクラブ「愛媛オレンジバイキングス」を運営するエヒメスポーツエンターテイメントの株式の50.15%を1億9300万円で取得することも明らかにした。新サービスやコンテンツの開発、スポーツビジネスの普及に向けた啓蒙活動などに取り組む。エヒメスポーツエンターテイメントの直近期(24年6月期)の売上高は3億9500万円、営業利益は1500万円だった。
26日の終値は、前日比270円高の3740円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社