ファーストコーポレーションが上げ幅を拡大、33円高の904円を付けた。15日正午、26年5月期の連結業績予想を発表。増益見通しに期末一括配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。
26年5月期業績は、売上高400億円(前期比7.4%減)、営業利益28億円(同8.5%増)を予想。完成工事高は223億円を見込む。適正な価格転嫁への取り組みが浸透していることもあり、完成工事利益率も上昇すると予想。人件費増を吸収し増益を想定する。期末一括配当予想は44円(前期実績42円)に増額するとした。
25年5月期決算は、売上高が431億9400万円(前期比51.6%増)、営業利益が25億7900万円(同77.5%増)だった。
15日の終値は、前日比11円高の882円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社