HIOKIが急反落、250円安の5340円を付け、6月23日の年初来安値5450円を割り込んだ。8日引け後、25年12月期第2四半期累計(1−6月)と通期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高を213億5000万円から194億8000万円(前年同期比4.4%増)に、営業利益を36億6000万円から31億5000万円(同5.8%減)に引き下げ、一転して減益となる見込み。通期予想では、売上高を437億8000万円から414億3000万円(前期比5.5%増)に、営業利益を83億4000万円から75億3000万円(同0.1%増)に減額した。同社では、経済の先行きに対する不透明感が一段と高まり、現在国内外における設備投資が抑制されていることを織り込んだ。
9日の終値は、前日比250円安の5340円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社