JCRファーマは8日、アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズ(アレクシオン社)と新規遺伝子治療用製品の開発を目的としたJUST−AAVカプシドに関するライセンス契約を同日に締結したと発表した。
JUST−AAVは、肝臓回避型、筋指向型、脳指向型など、複数の種類を含み、アデノ随伴ウイルス(AAV)による遺伝子治療をさらに発展させる可能性をもった同社独自の新規プラットフォーム技術。今回の契約により、同社はアレクシオン社から契約一時金を受領するほか、研究開発に関するマイルストーンフィーとして最大2億2500万ドル、販売に関するマイルストーンフィーとして最大6億ドル、合計で最大8億2500万ドル(約1200億円)、加えて、販売後は正味売上高に応じた段階的ロイヤルティを受領する権利を有するという。
9日の終値は、前日比80円高の598円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社