株式新聞ダイジェスト

JR西日本が急伸し年初来高値、上限2000万株の自己株取得枠の設定と消却を材料視

 JR西日本が急伸、231円高の3318円を付け、4月23日の年初来高値3139円を大きく更新した。前週末2日引け後、自己株取得枠の設定および取得した自己株の消却を発表、材料視された。

 自己株取得枠は、上限2000万株(自己株を除く発行済み株式数の4.2%)・500億円。取得期間は5月7日から9月19日まで。また、今回取得した自己株全てを9月30日付で消却するとした。同社では、株主還元の充実および資本効率の向上を図るため実施するとした。

 同時に26年3月期の連結業績予想を発表。売上高は1兆8200億円(前期比6.6%増)、営業利益1900億円(同5.5%増)を見込む。配当は第2四半期末43円(前期実績37円)、期末43円(同47.5円)の合計86円(同84.5円)を計画している。

 7日の終値は、前週末比104円高の3191円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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