車載機器や無線システムを手掛けるJVCケンウッド(JVCKW)が急騰し、3日続伸、前日比144円高となる1224円を付けた。1日引け後、25年3月期決算と26年3月期の業績予想に加え、新たな自社株の購入枠設定を発表した。
25年3月期の連結事業利益は253億700万円(前期比28.4%増)となり、過去最高を更新した。3分野すべてが好調に推移した。26年3月期の事業利益は200億円(前期比21.0%減)を見込む。事業拡大に向けた先行投資に加え、部品供給不足の影響を織り込んだ。
また同社は、230万株(自己株を除く発行済株式総数の1.55%)・20億円を上限とする自社株買い枠を設定。取得期間は6月末までとした。配当予想は、中間6円、期末12円の計18円とし、前期から3円の増配を計画している。
2日の終値は、前日比104.5円高の1184.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社