JX金属が急騰、102.3円高の987.3円を付けた。5日引け後、26年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正し、好感された。
26年3月期の業績予想で、売上高を7400億円から7600億円(前期比6.3%増)に引き上げ、営業利益は950億円から1100億円(同2.2%減)に減益幅が縮小する見込み。スマートフォンおよびAIサーバ用途での情報通信材料セグメントの製品需要が、前回予想を上回るペースで拡大していることや、米国関税影響額の縮小を織り込んだこと、円の対ドル相場および銅価格が前回予想の前提より高水準で推移していることなどを織り込んだ。
第1四半期(25年4−6月)決算は、売上高が1912億7600万円(前年同期比12.1%増)、営業利益が295億5800万円(同21.8%増)だった。
6日の終値は、前日比90円高の975円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社