株式新聞ダイジェスト

TISが急騰し年初来高値、取得上限1200万株の自己株取得枠を設定

 TISが急騰、410円高の4649円を付け、3月28日の年初来高値4335円を大きく更新した。8日引け後、自己株取得枠を設定したと発表、材料視された。

 自己株取得枠は、上限1200万株(自己株を除く発行済み株式数の5.1%)・420億円。取得期間は5月9日から12月31日まで。経営環境の変化に柔軟に対応した機動的な資本政策を遂行し、株主利益および資本効率の向上を図るため自己株取得を決めた。

 26年3月期の連結業績は、売上高5820億円(前期比1.8%増)、営業利益730億円(同5.7%増)を予想。配当は、第2四半期末38円(前期実績34円)、期末38円(同36円)の合計76円(同70円)に増額する見込み。

 25年3月期決算は、売上高が5716億8700万円(前期比4.1%増)、営業利益が690億4700万円(同6.9%増)だった。

 9日の終値は、前日比379円高の4618円。
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