ZACROSが5日ぶりに反発、50円高の3735円を付けた。17日引け後、軟包装向け積層フィルムから接着剤と印刷インキを同時に除去する技術を開発したと発表、材料視された。
同社によると、積層されたフィルムを各素材に分離し高品質なリサイクル材として再生することは難しく、これまではサーマルリカバリー(熱回収)や廃棄処理が一般的だったという。今回開発した層分離・印刷インキ除去技術は、軟包装に使用されるプラスチックを「資源」として循環させる取り組みの一環で、同技術を活用し、高品質なリサイクル材およびそれを用いた製品を社会に提供するとしている。
18日の終値は、前日比50円高の3735円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社