子ども・子育て支援事業のさくらさくプラスが3日ぶりに反発、103円高の2795円を付けている。前週末12日引け後、26年7月期第1四半期(25年8−10月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、買い人気を集めた。
第1四半期決算は、売上高が42億9200万円(前年同期比14.0%増)、営業利益が3億400万円(同8.2倍)だった。近年に開設した施設の新規入園児数の増加および在園児の進級による在籍率向上によって保育サービスが増収となったほか、マンションの買取再販事業が予定どおりに進ちょくした。利益面では、従業員の処遇の改善による人件費の増加、食材費などの物価高による支出が増加した一方、買取再販売や保育のデザイン研究所の研修の受託増加などによる増収、ベーカリーカフェなど不採算店の撤退も寄与した。
26年7月期業績予想は、売上高178億1000万円(前期比3.1%減)、営業利益9億8600万円(同13.4%減)を据え置いている。
15日の終値は、前週末比103円高の2795円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社