アイシンは12月1日、京都府が舞鶴港国際埠頭で実施する「グリーン水素を活用した純水素燃料電池普及に向けた実証事業」(25年12月1日−26年2月27日)に参加すると発表した。
同社は今回実証で、既設の太陽光発電設備および同社のペロブスカイト太陽電池で生み出した電気を水電解装置および周辺機器に活用し、生成された水素を水素タンクに貯蔵。そして貯蔵した水素を、同社のSOFC(個体酸化物形燃料電池)で発電することで港湾施設の照明などへの電力供給を実施する。それにより、長期貯蔵が可能である水素の特徴を活かした防災用途としてのグリーン水素の製造と電力供給の有効性を実証するという。
1日の終値は、前週末比27円安の2753円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社