アジアパイルホールディングスが12日引け後、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し買い人気を集めた。
第1四半期決算は、売上高が273億6600万円(前年同期比27.4%増)、営業利益が28億5800万円(同3.6倍)だった。国内事業は、主力工法である「Smart−MAGNUM工法」の性能向上・施工効率改善などに継続的に取り組み、グループのコンクリートパイル出荷量は前年同期比23.5%増となった。海外事業は、ベトナムの事業子会社で、経済全体の回復傾向から、地域差はあるものの工場稼働率は改善し、生産量も回復傾向となった。
26年3月期業績予想は、売上高1110億円(前期比10.1%増)、営業利益73億円(同68.4%増)を据え置いている。
13日の終値は、前日比137円高の1215円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社