メカニカルシール・機器製品メーカーにイーグル工業が急騰し、年初来高値を更新、前日比305円高となる2290円を付けた。25日引け後、26年3月期業績と配当予想の増額修正に加え、中期経営計画期間中の株主還元方針の一部変更を発表し、買い人気を集めた。
通期の連結営業利益予想を90億円から106億円(前期比24.8%増)に引き上げた。自動車・建設機械業界向け事業と、舶用業界向け事業が予想を上回る見込みとなった。
また同社は、26年3月期を最終年度とする新中計において、株主還元総額を190億円から200億円に、配当方針を「年間100円継続」から「年間110円継続」に、それぞれ引き上げた。これにより今期の配当予想を、中間・期末とも従来の50円から55円に引き上げ。年間配当は110円(前期実績100円)を予定している。
28日の終値は、前週末比281円高の2266円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社